スピルバーグ製作×J・Jエイブラムス監督『SUPER8/スーパーエイト』

SUPER8に熱い思いをぶつける

脚本・監督を手がけたJ・Jエイブラムスは、自分の自伝的な要素をたっぷりと映画に取り込んでの撮影でした。ジョーの部屋のセットの最後を仕上げたのもJ・Jエイブラムスです。監督が一番共感したのは、主人公のジョーでもありつつも、登場している少年達全部に少しずつ自分の姿が投影されていたかもしれないと答えていました。そして少年達の中で、一番共感したのゾンビ映画を撮影するチャールズです。J・Jエイブラムス自身も「野球やろう!」と誘われるような子供でもなければ、アウトドアで他のスポーツをする子供でもなかったからです。少年時代のほとんどを映画作りに没頭してある意味逃避しているチャールズの姿は、少年時代のJ・Jエイブラムスそのものかもしれません。

SUPER8の製作&キャスト

少年時代から映画つくりに没頭していたJ・Jエイブラムスにとって、スティーブン・スピルバーグ監督はまさに「アイドル」的な存在です。大好きなスティーブン・スピルバーグ監督と一緒に仕事をしたこの作品は、ある意味かけがえなのない勉強にもなったといいます。今まであった人たちの誰よりもエネルギッシュで次から次へとアイデアが湧き出てくるスピルバーク監督への敬愛ぶりはSUPER8に存分に凝縮されて出ています。製作にアイドル的な存在のスピルバーグ監督と一緒に仕事をすることで、素晴らしい経験をしたと喜んでいるJ・Jエイブラムスは、少年時代の自分をそのまま映画へ投影するとともに、スピルバーグ監督への敬愛の意味を込めたステキな作品になっています。


SUPER8:製作陣

  • 監督・脚本・・・J・J・エイブラムス(ニューヨーク出身で幼い頃から映画作りに興味を抱く)
  • 製作・・・スティーヴン・スピルバーグ(オハイオ州出身の大ヒットムービーメーカー)、J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク(スター・トレック製作総指揮などのほか、J・J・エイブラムスと数々の映画で製作を務める)
  • 製作総指揮・・・ガイ・リーデル
  • 音楽・・・マイケル・ジアッキーノ(ニュージャージ出身で「カールじいさんの空飛ぶ家」ではアカデミー賞作曲賞受賞) :猿の惑星:新世紀(ライジング)、スター・トレックイントゥ・ダークネスなど
  • 美術・・・マーティン・ウィスト(「ロボコップ」「コレクター」などでも美術を手がけている)
  • 撮影・・・ラリー・フォン (ロサンゼルス出身で、「LOST」では「墜落」の撮影を手がけている)
  • 編集・・・メリアン・ブランドン(アメリカ映画編集者協会の会員に選出)、メアリー・ジョー・マーキー(J・J・エイブラムスの作品に参加することが多く、2009年のスター・トレックでも参加)
  • 映画公開・・・アメリカ:2011年6月10日、日本:2011年6月24日

SUPER8:キャスト

  • ジョー・ラム・・・ジョエル・コートニー :アイダホ出身で夏休みにLAに住む兄の元を訪れて演技レッスンやCMオーディションを受け、演技コーチの勧めでオーディションを受けて合格。デビュー作品が主役というシンデレラボーイのような少年。
  • アリス・デイナード・・・エル・ファニング:劇中の中で、少年達は無名の少年達の中で唯一有名な子役スター。子役として2歳からデビューして次々と話題作品へ出演している注目の若手女優。
  • ジャック・ラム・・・カイル・チャンドラー :ジョーの父親を演じた。ゲスト出演した「グレイズ・アナトミー」ではエミー賞にノミネート。
  • チャールズ・カズニック・・・ライリー・グリフィス :ちょっと小太りの映画少年を演じた彼も、今まで目立った映画などの出演はなしでこの映画で本格的デビューを果たす。
  • ケアリー・・・ライアン・リー :火薬爆薬マニアの少年を熱演したケアリー役を射止めた彼も、今回の作品が本格的なデビュー作品。
  • マーティン・・・ガブリエル・バッソ :何かというと吐いてしまうマーティン少年を演じた彼。本格的なデビュー作品。
  • プレストン・・・ザック・ミルズ
  • ルイス・デイナード・・・ロン・エルダード :映画デビューは1989年、ブロードウェイには2006年にデビューを果たす。俳優として着実に確固たる地位を築いている最中。
  • ネレク大佐・・・ノア・エメリッヒ :ニューヨーク出身で、イェール大学とニューヨーク大学のフィルムスクールで学ぶ経歴を持つ俳優。