スピルバーグ製作×J・Jエイブラムス監督『SUPER8/スーパーエイト』

「あるもの」と空軍が極秘で運んだ「荷物」

忽然と父親の前から自転車だけ残して消えてしまったアリスはいったいどうしてしまったのでしょうか。父親ルイスも娘の姿が見えなくなってしまったことをいくら訴えても、信じてもらえません。でもその中でジョーだけは違いました。ジョーだけはルイスの言葉を信じます。アリスは何者かに拉致されてしまったことを、ジョーは信じたのです。そしてアリスが何者かの手によって拉致されたからこそ、アリスを奪還するために封鎖されているリリアンの街へと戻ることを決意したのでした。

学校で見つけたもの

ジョーは今回の出来事で、あの真夜中にわざと貨物列車にぶつかっていったウッドワード先生が何かを知っているではないかと思います。そしてその鍵となるものが、学校に行けばなにか分かるのではないか。と考えるのでした。ウッドワード先生が取り乱した様子はただことではなかったからです。そして空軍がやっきになって探している物、貨物電車にあえてぶつかった先生。その理由をまず探るためにリリアンの街戻ることを決意しますが、ベース・キャンプから街へ歩いて戻ることはできません。


SUPER8~ネタバレ~ Part4

ネレク大佐に呼び出されてジャックは空軍ベースへと向かいましたが、それはネレク大佐の策略でした。ジャックは監禁されてしまっていたのです。いろいろと動き回る保安官補佐のジェックがネレク大佐には、邪魔な存在だったのでしょう。「何者か」の存在を知っているウッドワード先生も殺害してどんどん邪魔な物を排除していくネレク大佐は、何が何でも貨物列車で極秘で運んでいた『荷物』を見つけ出さなくてはなりません。エリア51の存在すらも、公式には否定しているだけにどんな作戦をとってでも遂行するために、ありとあらゆる手段をとって「あるもの」を回収しようと躍起になっています。

その一方で、アリスが何者かに拉致されてしまったためアリスを取戻すために、ジョーたち一行はまずはリリアンの町へ戻る手段を考えるのでした。

リリアンの街へ戻る

町に戻るためにチャールズは、姉にある相談を持ちかけます。その話を聞いた姉は、避難していた写真屋の店員に話しかけます。そして彼の車でチャールズたちを街まで送り届けることを約束させるのでした。チャールズの姉が気になっていた写真屋の店員は、チャールズのお姉さんに鼻の下を伸ばすかたちで車でチャールズたちの学校へ向かいます。

同じ頃ジョーの父親のジャックはどうしていたかというと、リリアン飛行場内の一室に軟禁されていました。そこで一計を考えます。監視係に「トイレに行きたい」と呼びかけて部屋の外に出ました。そこで隙をついて監視係を倒すと、空軍の制服に着替えます。そして外の様子を伺って停まっていた燃料トラックを撃って大爆発を起こします。大爆発が起きたことで大騒ぎになり、その騒ぎに乗じてジープを奪って飛行場から抜け出すことに成功するのでした。ジャックはリリアンの街に戻ってきますが、続々と空軍の車両で避難場所へ向かっている町民の姿が目に入ります。

ジョーは学校に行こうといいますが、チャールズたちは空軍が学校をとっくに調べているはずだからといいますが、「ガラクタ入れは見てない」とジョーは断定します。その「ガラクタ入れ」とはジョーやチャールズたちが先生から押収されたゲームだとがいれてある倉庫のことです。既に空軍によってリバー通りは封鎖されていることに気がついた写真屋店員は、封鎖されている通りを迂回して学校へと到着します。

「ガラクタ入れ」の倉庫の鍵を壊して倉庫を空けると、中から教職員の過去の履歴書を見つけます。その中からウッドワード先生の履歴書を見つけると、ウッドワード先生は1963年に不名誉除隊していることがわかりました。なんでも1958年から軍の研究室に勤務してたようですが、1963年4月8日の事件がキッカケで軍を除隊させられていたのでした。

そして「こんなものがあったんたんて・・・」と子ども達は8mmフィルムも見つけ出します。早速フィルムを映写させてみますが、そのフィルムに移っていたのは、なんと捕獲された宇宙人が映っていたのでした。そして当時の8mmフィルムには若き日のウッドワード先生も映っていて【~彼は地底に潜る習性があり、ただ宇宙船の修理をしていただけだ。宇宙船の部品がキューブだ、と記録フィルムに写っているのは若き日のウッドワード先生です。先生が檻の中に入れられた『何かに』に餌を与えようとすると、上部の鉄柵から出て来た『なにものか』の腕に掴まれてしまいます】

フィルムの中で、ウッドワース先生は「彼にはテレパシーができて、彼に触れた瞬間に通じ合った…」といっています。ジョーはフイルムを見てあることに気がつきました。それは【なにかの目的は、殺すことじゃない。ただ船を修理しているだけなんだ】

ちょうどその時に、て空軍の兵士たちがジョーたちの学校へとなだれ込んで来ました。そして学校にいたジョーたち全員が捕まってしまい、その時にジョーはママの形見のネックレスも取られてしまうのでした。そして空軍のバスに乗せられたジョー達は、再びベースキャンプ地へ連れられていきますがバスの中には空軍のネレク大佐も乗車していました。

エイリアンたち大暴れ

ジョーたちを連れてきた写真屋の店員は、彼らを待つため車で待機していましたが、マリファナを吹ってラリっていました。ジョーたちを乗せたバスは暗闇の中を走っていますが、そのバスが突然傾きだしました。そしてバスの中に乗車していた軍人達は『なにものかの手』によって捕まってしまいます。その様子をみたマーティンは恐怖のあまり嘔吐します。その直後です、バスは『何者か』によって完全にひっくり返されてしまいました。

バスに乗車していた軍人達の数人は、既に死亡しています。ネレク大佐はバスの中で生き残っている部下達に「大型兵器を使え!!」と命じて子ども達をバス後部へ閉じ込めてしまいます。武器を持つ兵士たちでさえも次々と殺されていきます。遂に宇宙人がその姿を現して兵士たちに向かって襲い掛かってきたのでした。

閉じ込められた子ども達ですが、天井部分に窓があることに気がついて、その窓を利用して車外へ脱出することに成功します。ネレク大佐はバスの車内に残っていましたが、ネレク大佐も『何者か』によって惨殺されてしまうのでした。

同じ頃、アリスの父親ルイスは避難所にいましたが、空軍兵によって連れ去られようとしていましたが、そこへ別の空軍兵が近づいていき「大佐から命じられている」と言ってルイスを引き受けますが、その引き受けた空軍の兵士は、ジョーの父ジャックでした。「子ども達を捜すんだ」とルイスに伝えますが、そこへジョーやチャールズたちを連れていった写真屋店員のダニーが「おれ~ラりってるんだ~~」と言いながらやってきました。

ダニーの車で出発です。運転席にはジャック、そして助手席にはルイスが乗り込み「エイリアンは地底を好むなら、おそらく墓場ではないか。」と推測して墓地へ向かいますが、そこへ近づいてきた軍の戦車が突然発砲し始めるのでした。まるで誤作動が起きたかのように、戦車同士がお互いめちゃめちゃに撃ち合いを始めたのでした。

ジョーたち子ども達一行は、無人になっているキャシーの家の中に退避しますが、キャシーの家の壁が砲撃されてしまい、その結果マーティンが足に負傷してしまいます。爆薬マニアのケアリーは、大砲の撃ちあいの音や爆発などで、すっかり興奮状態です。そして興奮状態のままジョーと一緒に向かうことにしました。

ジョーにはある心当たりがあったのです。ジョーは以前に亡き母親の墓を訪れた時に、ある建物に異変が起きているのを目撃していたのでした。そしてそこに何かがあるでは?!と感じたジョーは、爆破マニアのケアリーと一緒にその建物に侵入していきます。そこにはとても大きな穴が、地下深く深く掘られていました。

ジョーたちは墓地へ到着してから納骨堂へと向かいます。ある建物と目星をつけていたのは納骨堂でした。そして納骨堂の中に入るとそこには巨大な穴が掘ってあります。巨大な穴の中へ花火を放り投げると、かなりの深さがあることが分かったので、ジョーとケアリーは綱を使って慎重にその穴の中に降りていることにしました。ジョーには確信がありました。【アリスが穴の下にいる】ということです。

ちょうどその頃、ジャックとルイスは車で子供たちを捜していますが、車の中でルイスは「誰も傷つけるつもりはなかったんだ…。すまなかった、奥さんのこと…」とジャックに謝罪するのでした。それを聞いたジャックは、「あれは事故だったんだ」と答えるのでした。